歯医者で受ける酸蝕歯(さんしょくし)の治療と予防!酸性の飲食物で溶ける歯を守るための対策

健康のために毎日欠かさず飲んでいるお酢のドリンクや炭酸水、レモンなどの柑橘類、あるいはお酒の習慣によって、虫歯菌ではなく「酸」そのものの影響で歯の表面が薄く溶けて脆くなってしまう「酸蝕歯(さんしょくし)」のトラブルを未然に防ぎ、大切な歯を健康に維持するためには、お口の専門家である「歯医者」で適切な検査と予防のアプローチを受けることが極めて重要です。

酸蝕歯は、炭酸飲料やドレッシングといった身近な食品に含まれる強い酸によって、歯の最外層にある硬いエナメル質が徐々に溶け出してしまう現代病の一種であり、放置すると歯が黄色く透けて見えたり、冷たいものがキーンとしみる知覚過敏を引き起こすだけでなく、奥歯の噛み合わせの面がすり減って平らになり、お口全体の噛み合わせのバランスを大きく崩してしまう原因にもなります。

歯医者で行う酸蝕歯のケアでは、まず丁寧な問診や生活習慣のヒアリング、最新のマイクロスコープなどを用いた視診によって歯のすり減り具合を正確に把握し、自宅でのセルフケアだけでは補いきれないデリケートな歯の表面を保護するために、高濃度のフッ素を定期的に塗布してエナメル質の再石灰化を強力に促し、酸に負けない丈夫な歯の質へと強化するプロフェッショナルケアを行います。

さらに、すでに大きく溶けてしまい象牙質が露出しているデリケートな部分には、審美性と機能性に優れた歯科用プラスチック(コンポジットレジン)やセラミックなどの詰め物を用いて精密にカバーし、これ以上の摩耗や痛みの進行を防ぐとともに、毎日の食事の摂り方やお口が酸性に傾いた際のうがいのタイミングなど、一人ひとりのライフスタイルに合わせた実践的なアドバイスを受けることもできます。

「毎日一生懸命に歯を磨いているから大丈夫」と思っていても、酸によるダメージは自覚症状がないまま静かに進行してしまうからこそ、少しでも歯の先端が透明っぽくなってきたと感じたり、食べ物がしみるといった違和感を覚えたら、手遅れになって歯を失う前にお近くの信頼できる歯医者を受診し、プロの手による丁寧なメンテナンスでいつまでも美味しく食事ができる健やかな口元を守っていきましょう。

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